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2010年09月27日

ニュー・シネマ・パラダイス

もし好きな女の子と部屋を真っ暗にして一緒
に見たい映画を挙げろと言われたら、僕は、
迷うことなく、

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

を挙げるだろう。

1989年のイタリア映画。

それも主人公のトトとエレナの30年ぶりの
再会が描かれている、175分の完全オリ
ジナル版だ。

友情・愛情・夢をここまで脳裏に刻ませる
ように描き切った映画を、僕は知らない。

しかもその一つひとつが、深く、そして、余
りにせつな過ぎる。

欧米においてはマキャベリの『君主論』と並
んで不朽の名著と呼ばれている、
バルタサル・グラシアンはこう述べている。

「さらなる活躍のために土地を移れ」

この言葉の重みは、誰もが理解できるわけ
ではない。

30年後を信じることができる人間のみが、
共感すればいい。

本当の友情とは何か。

本当の愛情とは何か。

本当の夢とは何か。

30年後の自分を信じることができる人だけ
に感じて欲しい。

だから、誰にでも観て欲しいわけではない。

否、どうか観ないで欲しい。

それが、僕の本音だ。

追伸.
この映画を共有した男女は、必ず結ばれます。
だから、大好きな人とだけ観てください。
間違っても、2番目に好きな人と観賞しては、
いけません。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年9月刊『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』
★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年09月20日

サザエさん

サザエさんは、人生の指標だ。

サザエさんの曲が流れると、暗い気分になる人は
正しい人生を歩んでいない。

サザエさんの曲が流れると、元気になる人は、
他人が決めたレールの上を歩かされているのでは
なく、自分自身のエリートコースを歩んでいる人だ。

サザエさんの曲が流れてきたら、

「明日からまた学校か、嫌だなぁ・・」

「明日からまた会社か、ウンザリだなぁ・・・」

という人生を歩むのはもったいない。

月曜日の朝が待ち遠しくなる人生。

毎日が土曜日のような人生。

そうした人生を歩みたいと僕は熱望していた。

今、僕は、サザエさんを心の底から楽しむこと
ができるような人生を歩めているから、幸せだ。

サザエさんがこんなに面白いとは思わなかった。

小さい頃から、いつも見ていたのに。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年9月刊『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』
★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年09月13日

教育行政学

僕が大学で専攻したのは、

教育行政学

という学問だ。

当時から日本の教育システムに疑問と
興味を持っていた僕は、誰でもできるワ
ンパターンの批判ではなくて、世界的&
専門的な視点からの意見を述べること
ができたらな、と考えていたからだ。

というのは嘘で、この学部のみが
過半数が女子学生で占められてい
たからだ。

要は国の教育政策や予算配分を研究し
ていた浮世離れしたマニアックな虚学だ
が、ほとんどの人が知らないと思う。

何を隠そう、結局僕も最後までわから
なかったから。

大学なのに1学年たったの80人で2クラ
スしかなかったこの小世帯学部は、
約20人が公務員に、約20人が学者を目
指して大学院に、決してデキのよろしくな
かった残り半分が民間企業へと巣立って
行った(と思う)。

教員養成ではなくて、教育学者養成のた
めにカリキュラムが組まれていた。

だから同級生で小中学校の先生になった
人は1人も知らない。

ちなみに、今ググってみたら前の文部科
学省の事務次官だった、

銭谷真美(ぜにや・まさみ)氏

という人がここの卒業生らしい。

たいてい、その学年ではトップだったので
しょう。

僕が教育行政学で学んだことは、たった1
つしかなかった。

まず、制度を変えてしまえば人はそれに
順応していくということ。

うだうだお互いの都合で朝ナマのように、
好き勝手な議論するのではなくて、制度
を思い切って一変させるのだ。

この場合、「変える」とは改善ではない。

改革である。

改善とはチンタラ3年くらいかけて1年で3割
ずつのんびり変えていこうとすること。

改革とは一瞬で51%以上変えてしまうこと。

最初は非難ごうごうだが、それが正しい政策
であれば、いずれ落ち着いて必ず浸透する
ということだ。

政策、つまり緻密に練り上げられた戦略
こそが命だということだ。

これは経営コンサルティングという仕事におい
ても絶大な力を発揮した。

思わぬところで役立って、本当におかげさま
である。

4年生の時、2日しか学校に行かなかった
僕を卒業させてくれた、卒論担当の
宮腰英一先生は当時助教授だったけど、
昨年から学部長になられたと吉報があった。

おめでとうございます。

追伸.
もう時効だと思うから告白します。
あの卒論は1年生のゴールデンウィークに書い
たもので、参考文献はすべて後からのこじつけ
でした。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年9月刊『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』
★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年09月06日

MSX

このタイトルを見て1980年代のパソコン
を思い出せる人は少ないのではないだろ
うか。

実は、僕が小学校6年生の時にファミコン
の代わりに購入してもらった人生初めて
のパソコンはナショナルのCF2000だった。

通称「キングコング」だ。

今回は、正直に告白しなければならない。

中学3年生まで熱狂的なゲーム好きだった。

部活で外が真っ暗になるまでクタクタになっ
て運動をしてきたのに、夜中の1時、酷い
時には3時頃までサラリーマンの父親と連
日ゲーム対決をしたものだ。

今から思えば、とんでもない親子だった。

子は親の背中を見て育つというのは
本当だ。

ゲームを止めにくるどころか、隣に座っ
て本気で対決を挑んでくるのだ。

血マメができてバンドエイドの消費も激し
かった。

翌朝、部活の早朝練習には居眠りしなが
ら30分かけて競輪の選手のように全力で
自転車を漕ぎながら運動場に向かったも
のだ。

僕が睡眠をこよなく愛するのは、実は
中学時代にベースがあったのだ。

さすがに中学3年生になったらパソコンを取
り上げられて、7歳下の親戚に譲ることに
なった。

この時ばかりは、大切な兄弟と離れ離れ
になるようで、泣けてきたものだ。

逆にゲームを取り上げられたら、無気力状
態の五月病のようになってしまった。

画面と顔をわずか20cmくらいしか離さずに、
必死でシューティングボタンを家中に響き
渡る位に叩きまくる。

ライバルは1秒間に15連打できるという、
高橋名人だった。

それでも視力はずっと1.5以上をキープし
ていた。

言い訳をさせてもらうと、何かに打ち込む
集中力はこれで養ったと言える。

あと、MSXマガジン(通称Mマガ)なる雑
誌を購読して、後に慶応ボーイから経済
学者として活躍することになるN田H生
というクラスメイトとゲームの攻略法やプロ
グラミング等を大いに語り合った。

クラスではファミコンの話題で持ち切りな
のに、完全に浮いていた。

N田は僕が中学3年生でMSXを手離すこ
とを告白すると眉間にしわを寄せて寂しそ
うな顔をした。

・・・懐かしい。

MSXは、なんと!あの米国マイクロソフト
社とアスキーによって提唱されたパーソナ
ルコンピューターの共通規格の名称だ。

1983年のことである。

MSXが僕の学校であり先生だった。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年08月30日

キン肉マンとバーベル

僕の大学4年間はバーベルに始まり、
バーベルに終わった。

小学生の頃、一番好きなアニメは、

『キン肉マン』

だった。

近所でも僕のことをキン肉マンと呼ぶ
子どもがいたくらいだ。

それはともかく、

WikipediaならぬNikupediaが存在する
ことはご存知だろうか。

僕は毎週火曜日発売予定の週刊少年
ジャンプを裏ルートで前の週の土曜日
に入手していた熱烈なファンだった。

だから土曜日は授業にまったく集中で
きなかった。

大学ノートや新聞広告チラシにキン肉
マンに出てくる超人たちを狂ったように
書きまくった。

筋肉の凸凹を書くのが大好きだった。

キン肉マン消しゴムは全シリーズ毎日
枕元に置いて寝ていた。

それだけではない。

風呂にも入れていた。

ほとんど病的だった。

著者が「ゆでたまご」という名前だった
ために、硫黄のような匂いが嫌いだっ
たゆでたまごを克服したくらいだ。

筋肉そのものが好きだったこともあった
が、超人たち一人ひとりの実力を示す
超人パワーの数値や身長体重データ
を記憶して分析していくのが大好きだっ
た。

にもかかわらず、筆者の気まぐれには
いつも裏切られて打ちのめされ続けた
ものだ。

このエネルギーが後に4年間のトレー
ニングに直結する。

バーベルに触れるだけでも至福の瞬間
なのに、それでトレーニングできること
は夢のようだった。

どんなトレーングでも苦にならなかった。

バーベルに触れながら死ねるなら本望
だと思っていた。

4年間は就職活動すらすっぽかして、
本当にバーベル一色の汗まみれの人
生だった。

未だに掌はグローブの様でマメが残っ
ている。

「もっと何かに打ち込んでおけばよかった」

とか、

「若いうちにもっと運動しておけばよかった」

なんて微塵も思わない。

バーベルから学んだことは数知れない。

でも、不思議なものだ。

卒業後、社会人になってから一度もバー
ベルに触れていない。

嫌いになったわけでも飽きたわけでもな
いのに、本当に不思議だ。

追伸.
ウォーズマンバッファローマンに脇腹
を突き刺された時には、あまりにもショック
で自分の脇腹も本当に激痛が走りました。
本気で悲鳴を上げました。


...次代創造館、千田琢哉

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★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年08月23日

マービン・バウワー

マービン・バウワーを知る人は少ないだろう。

コンサルティング業界で働くビジネスパーソン
を除いては。

人類最強のビジネスプロフェッショナル集団
マッキンゼー&カンパニーをつくった男だ。

全米のビジネス業界では知らない人はもぐり
である。

先週このブログで取り上げたマネジメントの父
と呼ばれたピーター・ドラッカーをマッキンゼー
に誘った人物でもある。

ドラッカーは、1909年生まれ。

マービンは、1903年生まれ。

ドラッカーは95歳、マービンは99歳で永眠。

ともに、長寿だ。

偉人には長寿が多い。

ドラッカー、マービンとともに世界に影響を与えた
カナダ出身の経済学者で「経済学の巨人」とい
う名を持つジョン・ケネス・ガルブレイスは97歳
まで生きている。

ちなみに、松下幸之助さんは94歳で永眠され
ている。

ドラッカーのすごいところは、常に一匹狼
の執筆家を貫いて絶対に群れなかったと
ころだ。

マービンのすごいところは、人類最強の
コンサルティングファームを遂に株式公開
しなかったことだ。

マービンがその気になれば全米屈指の大資
産家になれたのは言うまでもない。

ところが、マービンはあっさりそんなチャンスを
捨て去った。

コンサルティングファームが株主の利益
を考えるようになっては、クライアントの
利益は二の次、三の次になってしまうと
いう理由からだ。

それでは、クライアントから信頼されるコンサル
ティングファームになれるはずがない、というわ
けだ。

世界中を見渡しても、株式公開したコンサル
ティングファームはことごとく失敗している。

マッキンゼーでは、自社の株価をいっさい
気にすることなく、クライアントの問題解決
だけに注力できる。

それは脳外科医や心臓外科医が患者の命を
助けることに全神経を集中できるのとまさに同
じことだ。

マービンが規律とビヘイビアに滅法うるさかっ
たエピソードも僕は大好きだ。

もしコンサルティング業界に足を踏み入れなかっ
たら、マービン・バウワーの存在は未だ知らな
かったのかもしれない。

頂点を知らないで人生を終わるところだった。

『マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー』

ダイヤモンド社よ、ありがとう。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
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2010年08月16日

ドラッカーの履歴書

日本経済新聞で目玉といえば、最後に掲載
されている『私の履歴書』であろう。

これについては、誰も異論はないはずだ。

2005年2月から27回にわたって連載され
たP.F.ドラッカーの履歴書を読んだ僕は、
驚愕した。

それまで僕はドラッカーの本をほとんど読ん
でいなかった。

ドラッカーそのものに興味があったわけでは
なく、あくまでもコンテンツに興味があって、
5冊ほどの書籍は持っていただろうか。

ヒトラーに直接取材をしたとか、21歳で大学
の博士課程を取得していたとか、マッキンゼー
創業メンバーのマービン・バウアーにメンバー
に加わらないかと真剣に口説かれていたとか、
そんなことはいっさい知らなかったし、興味も
なかった。

わかったようなわからないような、何とも表現
し難い煙に巻かれたような気分になる文章
ばかりに思えた。

にもかかわらず、履歴書では自分が思い描
いていた、自分自身の理想と驚くほどかぶっ
ていたという事実。

まるで自分がパクッたのではないかと思え
るほどに数値までそっくり同じだった。

特に感激した事実は以下のとおり。

・95歳まで現役
・基本は執筆家
・群がることを拒んで、自分が正しいと思った
 ことを本音で主張する
・生活のためにあまり乗り気ではなかった、
 保険会社のアナリストをやっていた
・学問領域が区分け不可能
・字が下手である

言い訳してはいけないが、今まで出逢った
人で、

「この人は抜群に頭がキレるな」

「頭の回転ではとても敵わないな」

と直感的に判別できる人の共通点は、

揃いも揃って字がムチャクチャ下手くそだった

という事実である。

以上、字が下手な人間の遠吠えであった。

追伸.
ドラッカーになりたい!とは微塵も思いません。
千田琢哉でありたい!と毎日思ってます。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年08月09日

売れない本

僕は売れない本が昔から大好きだった。

面展開されている本ではなくて、背表紙だけ
こっそり見せて棚の上のほうに1冊立てかけ
られている本を積極的に探したものだ。

本探しというのは、宝探しである。

売れない本はたいてい面白い。

ベストセラーよりも売れない本のほうが面白い
ことが多い。

先日業界で注目される出版社の社長さんに、
あるイベントで、

「どんな本が好きですか?」

と質問されて間髪入れずに、

「売れない本紹介してください!」

と店頭で声をかけてみた。

そうしたら、すごく嬉しそうな顔で数ある書籍の
中からサッと選んでくれた。

やっぱりこの人も本好きなんだな、と改めて教
えられた。

この本がまたすごく面白かった。

贔屓の作家がいたら、すべての本を読むのは
当然として、その中でもまったく売れなかった
ものこそじっくり味わうことだ。

そこには売れなかった怨念が籠っている。

そして、その本にしか書かれていない極秘
情報が必ず眠っている。

凄まじいエネルギーだ。

それが伝わってくるからこそ、面白い。

それが本当に本好きということだ。

それが本当に本を味わうということだ。

惚れるというのは、そういうことだ。

売れない本こそが、真の知恵の宝庫なのだ。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年08月02日

宮沢賢治

宮沢賢治は34歳で初めてサラリーマンになりました。

石灰肥料の販売担当でした。

宮沢賢治は明治生まれですが、当時から営業のセンス
が抜群でした。

まず、上司に対して報告・連絡・相談を欠かしません
でした。

判明しているだけで、出張中に会社に対して書いたハ
ガキが117通もあります。

わずか半年ほどの間にですから、平日はほぼ毎日の
ペースでハガキを書いていたことになります。

しかも、あのハガキのサイズに見事なまでにコンパクト
に進捗状況をまとめられていました。

さすがです。

これだけでも本にできそうです。

僕は、ぜひ出版して欲しいと思います。

また、当時からダイレクトメールの手法を使って新規開
拓をしていました。

印刷技術がまだまだ未発達だった当時に、なんとその
数1ヶ月で5000部送っていたのです。

賢治のもとには商品を買いたいという人が行列を作って
いました。

これは、見事なまでのマーケティングです。

一流のマーケッターでもあったのです。

また、雑誌に肥料会社が広告を出していました。

キャッチコピーは賢治が考えていたのです。

いかにして訴求するか、人の心を掴むのか、に対しての
視点はさすがとしか言いようがありません。

天才コピーライターだったのです。

そして出張中に病で倒れてしまいます。

療養生活中に秘密の黒い手帳に書きとめたメモが、

『雨ニモマケズ』

でした。

没後になって評価されるのは天才のお決まりのパターン
です。

何やらわかりにくい文章で様々な隠喩が含まれているの
ですが、どうもしっくりきません。

それもそのはず、最後のセンテンスになって初めて主語
が出てくるのです。

主語は「私」だったのです。

文章は常に主語が「私」であるべきだと、宮沢賢治先生
から僕は教わりました。

責任は他の誰でもない、いつも「私」なのです。


追伸.
作家はどんな仕事をしていても、作家なのですね。

追伸の追伸.
死ぬ間際にやっていたことこそ、その人の人生その
ものなんですね。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年07月26日

white shirts

僕はワイシャツが大好きだ。

ワイシャツマニアだと言ってもいい。

ワイシャツは「Yシャツ」と表記されることが多いけど、
実際の語源をたどるとそれは邪道だ。

ワイシャツの語源は、white shirtsだ。

訛ってワイシャツと呼ばれるようになった。

つまりワイシャツは白でなければならないのだ。

白は、美しい。

白は、ごまかしが効かない。

だから、僕は白が好きだ。

社会人になって僕は手取り19万円だった給料
のうち10万円で毎月靴を買って、残りのお金で
安いワイシャツを14枚揃えた。

独身寮で朝食と夕食は用意されていたから、
ランチはほとんど抜きだった。

14枚の理由は土日も働いていたから、まるまる
2週間分だ。

1週間分をまとめてクリーニング屋さんに出す。

すると、ビシッとしたワイシャツが毎日着用できる。

どんなに嫌なことがあっても、翌朝にはクリーニング
仕立てのワイシャツのビニールをバリッと破るのが
快感だった。

「昨日嫌なことがあった。でもまあいいか、今日は
このワイシャツを着ていけるから」

と、僕を励まし続けてくれた。

落ち込んでうなだれた時に足元を見ると、ピカピカ
の靴が僕を励ましてくれたように。

ワイシャツは、僕の元気の源泉だった。


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2010年07月19日

北尾吉孝氏(SBIホールディングスCEO)

コンサルティング会社時代に全社あげての
最重要イベントの際に講演でお招きした。

SBIホールディングスの北尾吉孝CEO

今からjust5年前だった。

控室で30分ほどまったく予定していなかっ
た雑談を、偶然僕と二人きりでさせてもらっ
たことを今でも鮮明に記憶している。

今思えば、たいへん貴重な体験だった。

マスコミで頻繁に取り上げられていた直後
だったが、当時僕がお会いした社長の中で
は最もオーラをまとっているものの、圧迫感
を与えない、今まで出逢った誰とも違う匂い
がした。

何と、400名以上の参加者全員に当時の
最新刊でまだ書店に並べられる直前の、

『中国古典からもらった「不思議な力」』

を配布していただいた。

もともと医学部を目指して経済学部に入学。

卒業後に野村證券に入社。

業界でも名を轟かせる事業法人三部長だっ
たという。

その後、孫正義さんにスカウトされて現在に
至るわけだが、経歴だけを見るとかなり敏腕
ディーラーでイケイケだと想像してしまう。

とくに当時のマスコミの報道の仕方がそれに
拍車をかけていた。

実際は、違った。

究極のビジネスパーソンの形だと思えた。

静と動を併せ持つとはこういう人物を言うの
ではないだろうか。

美辞麗句を並び立てるだけなら、宗教家だ。

お金だけが人生のすべてなら、守銭奴だ。

単なる綺麗ごとではなく、強く、戦闘能力も高
いのは根底に揺るぎない軸があるからだ。

軸とは、哲学である。

北尾氏の母親の影響も大きいのだろう、中国
古典をもう一度紐解いてみようと思えた。

読んでいたつもりになっていたが、まったく読
めていなかった。

でも、まったく読めていなかったことを教えてい
ただいた。

ありがとう。


...次代創造館、千田琢哉

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★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年07月12日

菜根譚

菜根譚(さい・こん・たん)

「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」

固い菜根をじっくりとかみしめるように、逆境に
耐え抜くことができたならば、人間は多くのこと
が成し遂げられるものだ、という言葉に由来。

漢字というのは、実に味があっていいと思う。

明の時代末期に洪自誠(こうじせい)によって
書かれたとされる中国史上の代表的名著だ。

儒教・仏教・道教から、互いに不足する部分を
補い合って練りに練り上げた人生訓。

中国というのはつくづく知恵の宝庫だ。

人類のこれからのヒントはすべて中国の書物に
公開されていると言っても過言ではないだろう。

僕がこの名著の中で最も好きな言葉がある。

多くのことをしようとしない

真に才能を活かして自由にのびのびと暮らすた
めには、新しいこと多くに取り組むのではなくて、
今していることを減らしたほうが上手くいくという
意味だ。

これが実に奥深い。

見事なまでの人生の本質だと思う。

『菜根譚』では、別の頁ではああ言っていたのに、
この頁では反対のことを言っている、ということも
しばしばある。

でもそれは矛盾ではない。

菜根をじっくりかみしめるように味わうと、次の言
葉がきちんと書いてあるではないか。

万物の本質はすべて同じであると悟る


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年07月05日

HERMES ガダルキヴィール

そうこう言っているうちにまた妹から今度は南青山
書斎オープン祝いと誕生日プレゼントが一緒になっ
て送られてきた。

今度遊びに行くから、暗に丁重なおもてなしを期待
しているというかわいらしいメッセージ付きだ。

エルメス ガダルキヴィール マグカップ

といった先週紹介したものとは対極の明るい模様
のマグカップだ。

早速翌日、仕事で編集長に僕が愛飲している杜仲茶
を出してみた。

・・・まったく気にもとめられなかった(泣)

幾分、前回紹介したエーゲよりも薄い。

だからより洗う際など扱いに慎重になる。

うっかりこれを持ったまま転んだら、骨を折ってでも、
守りそうだ。

それではまったく本末転倒なんだけどな。

そんなバカげた人生も、僕にはいいかもしれない。

追伸.
また思い出した。

前回とは別のこれまた6歳上の女性との今回は
保険会社時代のエピソード。

部内では誰もが知る取引先の謎の独身美女だった。

僕が入社2年目でその取引先の担当になった時には、
社内はブーイングの嵐だった。

その女性が大のエルメス好きだった。

よく仕事でケンカした。

彼女がエルメスのスカーフをしていた時に、ちょっと寂
しそうな顔をして僕に言った。

「千田さん、エルメスってね、他のブランドと違っ
て飽きがこないのよ」

当時僕が付き合っていた女性はグッチ派だった。

前回の「味が違うのよ」よりはマシかもしれないが、
その意味がよくわからなかった。

当時の彼女の年齢を僕は超えたが、それでもまだ
当時の彼女のほうが大人だったような気がする。

今度は僕が確かめてみよう。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年7月刊『転職1年目の仕事術』
★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
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★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年06月28日

HERMES エーゲ

「どんな器でも、食べてしまえば同じっスよね」

と思ったことをそのまま口にした僕に、

「あら、千田さん、食器によって同じものでも味
が変わるのよ」

とまだ若かりし頃、出張中に同行していた6歳上
の女性の先輩に教わったことがある。

正直告白すると、凄く綺麗な人だったのにいきな
り怪しいことを言ってきたので、幻滅してしまった
ものだ。

その直後に、妹から新築祝いが届いた。

エルメス マグカップエーゲ

エルメス プレートエーゲ

仕組まれているのではないかと思えるほどに、ま
さにベストタイミングだった。

今までファーストフードのノベルティグッズをこよな
く愛していた僕はそれらのすべてに別れを告げて
エルメスの食器を日常で使うようになった。

仮に1回使って割ってしまったとしても、それで勉
強になれば一生ものだろう、と考えた。

毎日ごく当たり前に使っているから1000回以上
になるが、正直、味が美味しくなるかどうかは未だ
に分からない。

否、変わらないと思う。

でも、こうは断言できる。

食べるときの姿勢や飲むときの姿勢がよくなる。

その結果として、ちゃんと味わうようになり、味に
敏感になる。

食器を洗うとき、棚に片付けるとき、すべてにおい
て丁寧になる。

その結果として、日頃の振る舞いが変わる。

普段何気なく触っているものからも、実に多くを教
わっているのだ。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年06月21日

松浪健四郎教授

前衆議院議員の松浪健四郎氏からは構想力
突破力を教わった。

氏はかねてからスポーツ人類学者でアフガン事
情に詳しい日本人の一人だった。

現在も複数の大学で教授職や講師を務めている。

青白きインテリではなく、レスリングで世界クラス
のタイトルも複数獲得している筋金入りの体育会
系である。

僕が大学時代にボディビルパワーリフティング
という超マイナー競技かつ個人競技を選んだのも
氏の影響による。

氏の著書はすべて読んでいるが、そのきっかけは、

『もっと「ワル」になれ』(ごま書房)

だった。

正直というか、常識を覆すような斬新な発想、
そして、次々に有言実行してしまうところに感銘
を受けた。

氏の生い立ちを振り返るとすべてが小説のよう
なシナリオになっているのがよくわかる。

構想力とは関わる人たちがワクワクしながら、
周囲を巻き込んで実現してしまう力だ。

確実に実現していくための恐るべき実践的戦略
的シナリオだ。

これは僕が経営コンサルタントという仕事をした
際に拍子抜けするくらいに役立った。

ランチェスターの法則や経営戦略論の類がとっく
に勉強したことであるかのようにスイスイ理解で
きたのもすべてが氏のおかげだった。

理論はすべて松浪氏とボディビル、パワーリフテ
ィングで学んでいたから、あとは、わずか数個の
用語のみを憶えればそれで済んだ。

ちなみにボディビルもパワーリフティングも学
生競技者は大学デビュー人口が大半で、今も
昔も最強の大学は東大だった。

自分の体を実験台とする頭脳スポーツそのもの
なのだ。
※東大野球は六大学の中では弱く見えるけれど、
 実際に練習に割いた時間の短さやもともとの身
 体能力から見たら誰もが驚愕するほどレベルが
 高い。

机上の空論とは対極の実践を学んでおいて本当
によかった。

ちなみに松浪氏は大阪の泉州の生まれ・育ちだ。

仕事の帰りに飛行機で見かけたこともある。

ついでに驚いてハッとした。

僕も気づいたら家を買って5年間すぐそばに住んで
いた。

別に狙っていたわけではない。

否、むしろ避けていた(笑)

本当に、不思議なものだ。

今月から僕は東京の南青山に書斎を設けた。

部屋の巨大な窓からは、一流ホテルを遥かに凌ぐ
絶景を毎日楽しんでいるため、カーテンが要らない。

自分が影響を受けた人に次々に住む場所が近づ
いていくのは、どうしてだろう。

むしろ避けていたはずなのに、何かしらの力がは
たらいて、次第に吸い寄せられていく不思議な感
覚だ。

さて次はどこに吸い寄せられていくのだろうか。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年06月14日

『僕は、涙の出ない目で泣いた。』

川畠成道というヴァイオリニストをご存知だろうか。

彼は8歳の時、海外旅行中、風邪薬が原因で視覚
傷害となり、その後10歳でヴァイオリンを始めた。

普通、一流のヴァイオリニストは3歳から、遅くとも、
5歳くらいから練習をスタートしている。

完璧なる絶対音感を修得するには幼少の頃に決まっ
てしまうからだ。

10歳でヴァイオリンを始めた川畠氏は、その後、
中学1年生で毎日新聞主催の、全日本学生コンク
ールで入賞してしまう。

1996年には英国王立音楽院協奏曲コンクールで、
見事優勝。
※名門・英国王立音楽院は首席卒業。

ちょうど5年前に僕は川畠氏のコンサートに行った。

ここで僕が音楽について蘊蓄を語るつもりは毛頭ない。

ただ、彼の奏でるヴァイオリンを聴いて感じたことは、

何かを失うといことは、何かを得るということだな

ということだ。

どんなに大きなものを失おうと、腐ってはいけない。

人はふて腐れたところから堕落が始まる。

コンサート終了後、アンコールを聴かずして会場を
退出し、受付で、

『僕は、涙の出ない目で泣いた。』 (扶桑社)

を購入した。

仕事で行き詰まっていた難問を解くドンピシャの
鍵が見つかった。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年06月07日

オードリー・ヘップバーン

ここまで美しいと世の女性は嫉妬すらしないだろう。

オードリー・ヘップバーンからは映画だけではなく、
その生きざまから多くを教わった。

1.美人は苦労が絶えない

2.美人は本能が発達している

3.美人は本能に忠実

4.美人は笑顔1つで世界を左右させてしまう

5.美人は香水のかけ方が上手い

6.美人はキスが上手い

7.美人は群れない

・・・

美人は美人であるがゆえに苦労が絶えない。

でも苦労が絶えないから美人でなくてよかった、という
のは間違っている。

僕が女性ならたとえ30年の薄命で苦労の連続でも、
迷うことなく美人の人生を選ぶ。

美人は死に際が潔い。

美人はやせ我慢ができる。

男性も同じだ。

逃げずに勇気を持って生きた30年の人生は、逃げて
弱く生き伸びた100年の人生より尊い。

やせ我慢ができなくなったら人生のスタートメンバーから
降りなければならない。


追伸.

日本で美人といえば小野小町だろう。

最後は小野小町の辞世の歌とも言われる

我死なば焼くな埋むな野に捨てて痩せたる犬の腹をば肥やせ

の歌からわかるように皆に寄って集って貶められかつ
蔑まれたが、僕は彼女を支持したい。

僕は小野小町の晩年こそが美人の証だと確信している。

追伸の追伸.

『ローマの休日』では香水の使い方を教わった。

練習しすぎてしばらくの間、部屋中がたいへんになった。

追伸の追伸の追伸.

そういえば、大学時代オードリー・ヘップバーン
の生き写しではないかと思える他学部の女学
生がいた。

周囲が畏れおののくほどのオーラを発していた。

すれ違ってもすぐには振り返ることができないく
らいの美人がいるだろう、キミがその女性だった。

第2外国語の中国語の授業で偶然同じになった。

授業が終わってから話しかけた。

「名前、何ていうの?」

もちろん本当は綿密な事前調査により、フルネ
ームと出身高校も把握していた。

普通大学生は群がって騒いでいる。

彼女はいつも純白のスーツで1人颯爽と歩いていた。

僕も1人だった。

チャンスは1人のときにしか訪れないということを、
彼女から学んだ。

ありがとう。

まだ、仙台かな?

よかったらまた利府のスタミナ太郎で抹茶アイス
食べよう。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年05月31日

ゴルゴ13

プロフェッショナルとは何か・・・それは漫画

『ゴルゴ13』(さいとう・たかを著)

から僕はすべて教わった。

ゴルゴ13から学んだプロフェッショナリズムを
3つに絞るとこうだ。

1.報酬に値引きなど無縁

2.時間死守

3.接待と無縁

1については今更いうまでもなくゴルゴはお金
が欲しいわけではない。

そもそもゴルゴがお金目当てなら、わざわざ
リスクを冒して面倒な仕事をする必要などなく、
いつでもラクラク強盗をこなしてお金を手に入
れることができるからだ。

プロフェッショナルにとって報酬は、相手
の真剣さを見極める究極のコミュニケー
ションなのだ。

だから値切った相手とは仕事できない。

2については時間厳守ではなくて時間死守
である。

プロフェッショナルにとって遅刻は死を意味する。

もし仕事の期限を1秒でも過ぎたら、そこにフィー
は発生しない。

3については接待をすることはもちろんのこと、
受けることとも無縁だということだ。

接待の本質を突き詰めていくと、仕事の詰め
の甘さを誤魔化すための手段に過ぎない。

もし完璧な仕事をしていれば接待とは無縁の
人生が送れるのだ。

僕は昔から13という数値が好きだ。

13という数値は美しい。

大半の人たちが避けたがるためにいつもそこには
大きなチャンスが眠っている。

高層マンションなら13階か最上階を希望したい。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年05月24日

スターバックス

喫茶店とカフェの明確な線引きをした革命児
としてスターバックスの存在抜きでは語れな
いだろう。

僕はスターバックスが大好きだ。

地方の一部にはスターバックスとは名ばかり
の偽スターバックスも存在するが、概して魅
力的だ。

人をとりこにさせる力を秘めている。

スターバックスは人を知的にさせる。

スターバックスは人を元気にさせる。

スターバックスは人をお上品にさせる。

スターバックスは人を国際的にさせる。

スターバックスは時間を忘れさせる。

見知らぬ街へ出かけた際にスターバックスを
見つけるとそれだけでもう嬉しくなってしまう。

スターバックスは僕たち日本人にコーヒーを
たしなむライフスタイルを教えてくれた。

スターバックスは勉強をしている人や仕事を
している人で溢れかえっている。

スターバックスから将来の大物が巣立ってい
くことだろう。

僕が何よりも驚かされるのは次のことだ。

スターバックスで働いている人は男女問わず、
みんなカッコいい、輝いている人に見えてしま
うことだ。

スターバックスはカフェではない。

“今”を学びながらついでにコーヒーもサービス
してくれる大人の学校なのだ。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
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2010年05月17日

僕が親友だと思っている一人に高校1年生の頃に
出逢ったFがいる。

もちろん、今でも付き合いがある。

ちょっとやんちゃでいたずら好きそうな格好をした
Fと初めて出逢ったのは美術の授業だった。

美術の教師はさすがに芸術家だけあって並々なら
ぬ風貌をしていた。

一度見たら忘れない、独特の雰囲気を持った名物
教師だった。


ちなみに、その独特な風貌からあだ名はジェロニモ
だった。

ジェロニモの授業は完全自由時間であり休憩時間
だった。

授業の合間にこうした息抜きの時間があるという
のは青春には欠かせないのだ。

さてジェロニモではなく、Fについてである。

Fはやっていることはなかなかすぐには報われない
一見不器用なタイプだがすべての言動が憎めない。

ふと気がついたら、のらりくらりと形にしていって
しまう人間だ。

どうしてこんなに憎まれずに周囲を応援団に変え
ていきやすいのか、いつも羨ましく思ったものだ。

Fは家系も毛並みがいい。

本人は断固否定するだろうが、大金持ちの部類
に入るだろう。

やはり人は生まれつき決まっているのか?

と、いつも思っていた。

でも違った。

彼の人望は先祖の徳に加えて本人の力による
ものだった。

彼ほど先義後利を言行一致させている人間は
いなかったのだ。

そしていつの間にかどんなことでも人生の節目
節目は僕より先を行ってしまう。

実は勇気もあるのだ。

銀行員、新聞記者、テレビ局を経て現在会社を立ち
上げたが、彼はいずれ必ず世に出てくる。

ここで僕が紹介するまでもない。

Fは今までの運の貯金が半端ではない。

先義後利勇気の意味を実践で教えてくれてありがとう。

そしてこれからもよろしくお願いします。

追伸.ただ、結婚は予想外に初の金メダル獲得だった。
相手は高校で英検1級に合格した才媛で、しかも銀行
内の同期のマドンナを高倍率の中、見事に射止めた。
僕はFの結婚式に、こともあろうに「大幅遅刻」した。
そして・・・友人代表のスピーチをさせてもらった。
当時の名物県知事のすぐ目の前で。

追伸の追伸.よく授業をサボったり早退して金華山
背に長良川堤防脇や柳ヶ瀬を、

「どう考えても、俺たちにサラリーマンは無理だよな」

と言いながら徘徊し、進級も危ういくらいたけど、やっ
ぱり2人ともサラリーマンは務まらなかった。
でも2人ともサラリーマンに一度ならず二度もなった。
これは奇跡で、ちょっとした僕の自慢です。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年05月10日

処女作

僕の処女作は、

『「あなたから保険に入りたい」とお客様が殺到する保険代理店』

という本だ。

正直告白すると、保険業界向けに特化してしまって
えらく狭い分野の地味な本になってしまうな、もっと
広い範囲で一般ビジネス書にならないかな、という
気持ちがあった。

作家は処女作を超える作品を書けないという定説
があることを知って、自分の処女作は保険本かよ、
と思ったものだ。

でも、この本をつくるプロセスで本当にたくさんの人
たちのお世話になり、この本はこれ以外にあり得
なかったことを思い知らされた。

逆に僕がこの本から教わることのほうが遥かに多
かったのだ。

本に限らずどんな仕事でもそうだが、仕事はきっか
けに過ぎない。

何のきっかけかというと、人との出逢いのきっかけ
である。

すべての仕事は人との出逢いのために存在する。

先日、日本実業出版社の担当者からメールが来た。

1.本書は当社においてロングセラーの位置づけにある

2.今でもコンスタントに売れ続けている

ということだ。

確かに全国の大手書店に立ち寄ると、保険コーナ
ーや金融コーナーに必ず1冊置かれている。

ネット書店でも平均して毎日コツコツ売れ続けている。

この本は現在5刷だが、初版からずっとコレクション
をしてある。

この本がすべての始まりであり、感謝の気持ちと自分
というライバルを忘れてはいけないと思う。

表紙を見る度に、助けてもらった人の顔が走馬灯の
ように頭の中を駆け巡るのだ。

追伸.僕は惚れた作家の処女作をどんなに苦労してでも
入手するのが好きだ。
処女作にはその人がまだ名もなく貧しかった頃の怨念と
情熱が籠っているからだ。


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2010年05月03日

ホテルメッツチェーン

僕は今まで仕事とプライベートで少なく見積もって
も300以上のホテルに宿泊した。

超高級といわれるシティホテルからおかゆ付きの
カプセルホテルまで幅広い。

その中で2位以下に大差をつけてビジネスパーソ
ンにとって間違いなく費用対効果が抜群のホテル
がある。

ホテルメッツチェーンだ。

ハッキリ言って日本のホテルの99%が高過ぎる。

仮に安くてもそれに見合っているとしか言いようが
ない質の悪いホテルばかりだ。

ホテルのほうが他業界よりもサービルレベルが平
均では低いくらいだ。

つまり人材レベルが低いということに他ならない。

ホテル関係者はホテルメッツチェーンを全国渡り歩
くべきだと思う。

近所のホテルと比較してダントツで稼働率が高い
ばかりか1週間前から予約でいっぱいになるには
理由があるのだ。

JR駅直結だからというのも1つあるだろう。

ところが駅直結ホテルや駅前1分のホテルは他
にもたくさんあるではないか。

だからその分析は間違っている。

僕は仕事で宿泊しながらなぜここが異常なほどに
リピーターが高くて満員御礼なのかを教わった。

適正価格の意味を教わった。

高級ホテルに5万円払うよりも、カプセルホテルに
5000円で泊まるよりもビジネスセンスを磨くにはもっ
てこいだった。

顧客の心を完璧に鷲掴みにしている唯一のホテルだ。

これぞサービスのプロフェッショナルというべきホテル
だと思える。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年04月26日

宮城県仙台市 佐々久

学生時代に体育会ボディビル部に属していた僕にとっ
て、至福の瞬間が腹一杯食べることだった。

仙台市内に住む体育会系の猛者どもなら必ず知って
いる貧乏学生御用達の伝説の定食屋さん。
※といってもここ10年余りで1.6倍にインフレ!!

先日一緒によく通った学生時代の友人から数枚の
写真が送られてきた。

宮城県仙台市 佐々久
※「仙台 佐々久」で検索:ブログ「テラめし倶楽部」

とんでもない量のごはん、キャベツ一玉分あるのでは
ないかと思える不必要なほど多いてんこもり千切り。

そこには何倍にも水で薄められたと思われるマヨネー
ズが細~くなって何重にも振り注がれている。

いつから油交換していないんだろうな、と不思議に思
える子どものこぶし大の塊がゴロンゴロンと転がって
いた真っ黒の唐揚げ。

独特の味付けで味噌汁と呼んでいいのかわからない
お吸い物。

いったいどこのメーカーのケッチャップが使われている
のか未だに不明なドロドロのスパゲティ。

10年以上干していないであろう座布団。

ソースにまみれた20年以上前のマンガ本。

教えてもらわなければそこが定食屋さんとわからない
幽霊屋敷のような店舗。

どんなに飲食店の専門コンサルタントたちが分析して
も繁盛の理由も存続の理由も解明できない。

熱烈なリピーターと口コミによって存続している。

一つだけ言えるのは女性をデートで連れて行くには、
もっとも遠い存在の店だ。

逆にいえばもうそろそろ潮時かな、という女性をここに
連れていけば、間違いなくその想いはダブルカウンター
パンチで伝わるであろう。

でも1回くらいなら物珍しさにキャッキャと喜んでくれる。

出された定食の9割5分を残されるが・・・

「ムリ」

という決め台詞を残されて。

そして僕はこのとんでもない量の定食を1.95人分
いつも食べていた。

社会人になってからも世の中にはかくあるべしと
いった“絶対”は存在しないのだ、と謙虚な気持ち
になれた。

僕は心身ともにこの佐々久に育てられた。

この店のおやじさんは油だらけの手でお釣りを渡して
くれて、そのお釣りを触った手でそのままキャベツを延
々と刻み続ける・・・

深い・・・何とも不思議だ。

すべての接遇が教科書の対極だ。

つくづくコンサルタントのサービス戦略や店舗戦略の
ルールが無力であることを思い知らされる。

ああ近所にあったらまた毎日通うのに。

仙台市に引っ越したくなってきたな。

作家の伊坂幸太郎さんがうらやましい。

たぶん、佐々久行ったことないと思うけど。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年04月19日

THE BLUE HEARTS

生まれて最初に音楽で魂を揺さぶられた最初の
経験は

およげたいやきくん

との出逢いだったらしい。

「らしい」というのはまったく記憶にないからだ。

幼稚園に入る前、意味もわからずに何度も大声
で歌っていたらしい。

でもこの曲が流れると今でも何ともいえない感傷
に浸ってしまうのだ。

すごく寂しい曲だ。

物心ついてから魂を揺さぶられたのが、

THE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」だ。

恐らく学生時代にこの曲だけでも10000回以上
聴いた。

この1曲だけのために立派なコンポを揃えたくらい
である。

歌唱力ではなくて魂で訴えている。

僕が好きになる曲はいつも寂しいものばかりだ。

パンクロックというのは寂しさの塊だ。

ブルーハーツの4人のメンバーはみんな孤独だ。

孤独だからこそ社会情勢や人間の本質をよく観
察できるのだと思う。

人は1人になる時間を確保しなければ成功で
きないというのは、ブルーハーツに教わった。

ブルーハーツの歌詞はその後文学性を高く評価
されて、NHKでも取り上げられた。

僕は今、1日中執筆活動をしている。

注文がなくても95歳までの原稿をすべて書き上
げていくつもりで毎日猛スピードで生きている。

エキサイトしてくると手が火照ってまるで別の生き
物のようにものすごく熱くなる。

氷を入れた冷水に毎日10回以上手を浸す。

氷の入った冷水に手を浸ける瞬間が僕にとっての
およげたいやきくんであり、ブルーハーツだった
ことに気づかされた。

だから元気が出るような明るい音楽は苦手だ。


追伸.
森田童子の『僕たちの失敗』も最高です。
彼女もまた天才だと思います。


...次代創造館、千田琢哉

★2010年4月刊『20代で伸びる人、沈む人』
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年04月12日

『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』

「この世で私にとって最高のものは、女性。
・・・そしてずっと離れてフェラーリだ」

この映画のタイトルはここからきている。

人生は、女と金。

能書きや綺麗事はどうでもいい。

これほど自然の摂理に則った、正直な人生もない
だろう。

以前、外資系金融機関に勤務していた気鋭の評
論家・副島隆彦氏が著書の中でこんなことを述べ
ていた。

もちろんスーパーエリートの超ハードワーカーたち
の会話だ。

「おい、お前、俺たちは何のためにこんなに一
生懸命になって働くのか考えたことあるか?」

「旨いもん食って、いい女と寝るためだ」

・・・・・・・・・・・・

アル・パチーノが身長163cmしかない俳優だと
いうことをご存知だろうか。

いつもその小柄を感じさせないような哀愁漂う、
決して多くを語らないが説得力溢れる演技が僕
は大好きだ。

この映画

『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』

ではかつてリンドン・ジョンソン大統領のスタッフ
にも加わった経歴を持つ元エリート軍人(陸軍中
佐)を見事に演じている。

際立って有能で組織内でも一目置かれていたが、
そこはサラリーマン社会の常である。

毒舌ぶりが災いして左遷されてしまい、左遷先の
基地で酔っぱらいながら手榴弾で仲間と遊んで
いたところ、爆発して完全に失明してしまった。

ボストン郊外で傷痍(しょうい)軍人恩給を受けな
がら姪一家のお世話になっている。

もちろんプライドは果てしなく高く、筋金入りの軍人
らしく頑固者で厄介者扱いされていることは想像
に難くないだろう。

毎日部屋に籠りきってアルコール漬けの生活を
送っていた。

そんな荒んだ生活の中、ハーバード大学への最短
コースである名門ベアード校に特待生で全額授業
料免除として通う貧乏学生と出逢う。

年齢も育った環境もあまりにもかけ離れたこの2人
の出逢いがわずか2泊3日の旅行を共にすること
により大きな化学反応を引き起こして、人生を変え
ていく。

まったく接点のない2人に見えたが、それぞれの人
生で疎外感を持っていた、つまり孤独だった、
という点においては見事に一致していたのだ。

運命を大きく変えるような出逢いには2つの条件
が必要だ。

1.互いに、実力があること

2.互いに、孤独であること

以上


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年04月05日

『強い子』

最近はyoutubeという動画から安っぽい感動本やB
級映画やメロドラマなんてバカバカしくなるくらいの
本物が続々と生まれている。

有名どころに、

『オバマ大統領の勝利演説』

『スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式で
のスピーチ』

『ランディ・パウシュの「最後の授業」』

があるのはあまりにも有名だ。

タダでこれだけのものが世界中に流れているのだか
ら、出版業界や新聞社といったマスコミが不況なの
も何ら不思議ではない。

そんな中、日本でも何度観ても新しい発見がある
動画を以前見つけた。

福島正伸さんという経営コンサルタントの本の中に
出てくる実話をベースにした物語である。

『強い子』

経営コンサルタントというのは究極の横入り人生だと
僕は思っている。

こんな職業に出逢って幸運だったと、心底感じる。

普通のサラリーマンだったら40年かけても出会えな
いような人たちと会えるし、1対1で面談できるからだ。

そんな中で普通の人であれば+100から-100の
振幅の人生を歩むのに対して+1億から-1億の振幅
の人生を歩んでいる人たちから学ぶことができた。

この『強い子』から学ぶことは決してプラス発想とか、
勇気とか言葉で表せることじゃないと思う。

人生すべての凝縮がここにあると感じた。

学んだのではなく、ただ「感じた」のだ。

本当にいい映画を観た後、しばらく誰とも話したくない
余韻に浸りたい感じたい時間があるだろう。

あの時間にこそ、人は成長しているのではないか。

僕はそう、感じる。


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2010年03月29日

カルティエのボールペン

僕は今、2007年10月に1冊目の本を出してから
ずっと使い続けているボールペンがある。

ディアボロ ドゥ カルティエ ボールペン

何度聴いても忘れてしまうが、そういう名前らしい。

たぶん、このまま一生憶えられないだろう。

外車の名前やブランド品の名前を憶える記憶力は
僕には用意されていないらしい。

無関心なことにはまったく頭が働かないという困っ
た人間だ。

処女作の出版祝いにプレゼントされたのだ。

何やら仰々しい箱と袋に入っていたので高いんだ
ろうな、と思って

「うわ~っ高そう!1万円くらいするの?」

と思わず口にしてたいへんな顰蹙を買ってしまった。

それまで僕は会社で与えられた1本80円のボール
ペンをこよなく愛していたのだから。

最初はやっぱり80円のボールペンのほうが使いや
すかった。

慣れるのに6ヶ月かかった。

でも2年過ぎた今ではこのボールペン以外は使う気
になれない。

というかもうこれ以外は使えないのだ。

すごく失礼だが、郵便局や銀行で書類を書く際に手
渡してくれるボールペンにはいっさい触れずに、この
ボールペンをわざわざ取り出して記入する。

別に厭味でやっているわけではない。

本当に一度慣れたらこれ以外はもう嫌だ、と生理的
に思ってしまうトイレのウォッシュレットに似ている。

その後世界最強といわれるコンサルティング会社の
幹部が書いたある本を読んで驚いた。

「コンサルタントで安物のボールペンを持っている
ヤツはその時点ですでに終わっている」

80円のボールペンを長年使い続けていた僕はドッ
と冷や汗をかいたものだ。

筆者の主張はブランド志向というわけではない。

さすがに理にかなっていた。

コンサルティングという知的で高価な商品を扱っ
ているのに、その契約を結ぶ際に相手に差し出
すことになるかもしれない唯一の小物が安物だ
ということは相手を舐めていることになる

というのだ。

思わず唸ってしまった。

反論の余地なし、だった。

その後肌身離さず持っているし、今ではこれがなけ
ればよいアイデアが出ないくらいの相棒になった。

肌身離さず持っているために、アイデアを書き漏ら
すこともない。

寝るときも枕元に置いて寝るから、夜中の3時に夢
の中で浮かんだアイデアも掌に書くことができる。

高価な傘を買ったものの、それをなくしてしまったら
どうしよう、という心配と同様にこのボールペンをな
くしたらどうしようという緊張感もたまらない。

自分からは絶対に買わないような代物だったが、出
逢って本当に良かった。

一生モノの僕の分身である。

ありがとう。

本当に、ありがとう。


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2010年03月22日

生涯の師匠Sさん

2次面接に真っ赤な顔で個室に現れて
アルコールの匂いをプンプンさせていた
豪傑面接官がいた。

それが僕の生涯の師匠、Sさんとの出逢い
だった。

僕は2つの理由で驚いたものだ。

1つはこんな人がよくサラリーマンをやって
いられるな、という驚き。

それまで勤めていた保険会社の基準では
ありえなかったからだ。

もう1つはこんな人が組織のリーダーとして
やっていられる会社はかなりの度量がある
に違いない、という驚き。

実際に酔っぱらってはいたものの、頭はフル
回転。

ゆったりとした口調にもかかわらず、猛烈な
スピードで核心に迫ってあっという間に面接
は終了してしまった。

何というか、この会社が凄いとかコンサルティング
という業界が凄いのではなく、目の前のこの人が
異様に凄いんだ、と時間が経てば経つほどに
わかってきた。

保険会社時代の同じ年齢層のビジネスパーソン
と比較して明らかに次元が違ったのだ。

サラリーマン社会において形式上の上司は
たくさんいる。

でも師匠と呼べる人はなかなかいない。

Sさんがいなければ僕は転職できなかった。

まだまだひよっこで世間知らずの僕は当然
自分ほどの逸材はトップ内定だろうと信じて
疑わなかったが、実は面接で2度落とされて
いたらしい。

今思えば、確かに内定の報告が遅かった。

毎年何百人と幹部面接まで上がってくるが、
いったん不採用にしてからどうしても気持ち
悪くて寝つけなくなって補欠採用する人材が
いるらしい。

そうして睡眠の邪魔をして補欠採用した人材
は将来花開くことが多いのだそうだ。

これは僕が当時最短コースで昇進した際に、
Sさんも一緒に昇進して、会社の側の飲み屋
で2人で飲んだ際に打ち明けられた衝撃の
事実だった。

もちろん、うれしかった。

偉人伝をむさぼるように読んで学んだことは、
10000人の凡人に何となく好かれるのでは
なく、たった1人の天才に惚れられることが
偉業を成し遂げた人たちの唯一の共通点だっ
たからだ。

Sさんが拾ってくれたようなものだ。

実際にSさんの元には長続きするかどうかは
別として社内でも際立つような優秀な人材が
集まった。

Sさんは有能かつ勤勉なタイプではない。

とてつもなく有能だが勤勉ではない。

でもその欠けている部分が人間臭くていい。

欠けている部分はたくさんあった。

しかし会って話をすると許せてしまうのだ。

僕にとってサラリーマン人生最後にラッキー
だったことが2つあった。

1つはSさんと出逢えたこと。

そしてそのSさんは流通業のコンサルティング
においては世界的に有名になった創業者に唯一、
素質において認められた天才だったこと。

人生において自分がその年齢になっても
この人にはかなわない、と思える人に出逢える
ことは大切なことだ。

Sさんは僕よりちょうど10歳上だ。

3月10日が誕生日。

正直、もう一度生まれ変わったとしてこんなに
ラッキーに遭遇できる自信がない。

追伸.僕は長電話最高記録14時間を保有している。
女性とではなく、Sさんとの記録である。


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2010年03月15日

祖父

祖父は大正11年生まれだった。

2007年の年末に亡くなった。

あの時代に珠算1級を持っていて、ついに最
後まで暗算で勝てることがなかった。

レベルが違い過ぎて悔しいとも思わなかった。

今から振り返って気づかされるのは、かなりの
自由人だったということだ。

僕と決定的に違うのは超ヘビースモーカーで
大酒飲みだったということだ。

社会人になってかなりの時間が経つまでその
祖父の価値がわからなかった。

祖父は毎日朝夕と近所の行きつけの喫茶店に
通うのが日課だった。

どんなに雨が降ろうとも雪が降ろうとも必ずで
あった。

しかもなぜか何年かおきにお気に入りの喫茶
店が変わっていた。

休みになると僕と妹を連れて喫茶店に行くこと
が生き甲斐のようだった。

家にいればタダでコーヒーなんて飲めるのに、
いったい何がそんなに楽しいのか理解できな
かった。

小学校の高学年にもなると、祖父と一緒に喫
茶店に行くのが恥ずかしいと感じた。

毎日2回の喫茶店以外にも祖父にはもう1つ日
課があった。

朝から晩までずっと団地の入口に立って道を通
る人通る人すべてにお辞儀をしている。

僕の実家はちょうど団地の入口にあったからだ。

現役の頃はトップセールスとしての成果が認め
られて会社の役員まで務めただけあって、根っ
からの商売人だった。

僕にはこれがたまらなく嫌だった。

「まるで頭を下げ続けるボケ老人みたいだ」

カッコ悪いな、と軽蔑していた。

「おじいちゃんなんか、早くいなくなってしま
えばいいのに」

とさえ思った。

亡くなる3ヶ月前にたった1つの質問をするた
めだけに岐阜の実家に帰ったことがある。

「どうして毎日団地の入口に立ち続けて頭
を下げまくっていたの?」

祖父は驚いた顔をした後、目をキラキラ輝かせ
ながら一生懸命に教えてくれた。

気づいたら僕は今、毎日スタバに通っている。

たぶん同世代の中で上位0.1%に入る位に、
自由人だと思う。

自分のDNAの声を聴いておけたのはよかった
と思う。

人は2度、死ぬという。

1度目は肉体が滅んだ時。

2度目はこの世界でその人間のことを知る人が
誰もいなくなった時。

つまり人類すべての記憶からその人の存在が
消え去った時が本当の死だ。

僕は自分の頭の中に祖父の記憶を反芻して、
何度も会話していきたいと思っている。


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2010年03月08日

『ナポレオン・ヒルの巨富を築く13の条件』

僕がこの本に出逢ったのは大学生の頃だ。

まだ本を読み始めて100冊に達するか否かの時期
だったように思う。

『ナポレオン・ヒルの巨富を築く13の条件』

550ページからなるこの本は間にふんだんな漫画
を盛り込んで実に完成された本となっている。

驚くほど読みやすい。

手もとにあるのは初版1991年のものだが、5年で
40回の増刷を繰り返し、その後度重なる改定版が
世に出されているから、ロング&ベストセラーぶりが
わかるといっていい。

種明かしをしてしまうと、ここ10年で出版されたユダ
ヤ人関係のサクセスストーリー物のベースはこの話
にあると感じる。

ついでにこの本と出逢ったほぼ同時期に親友から
プレゼントしてもらった本に

『成功の掟』

がある。

この本も世界のメガヒット名著だがやはりほぼ同じ
内容の焼き直し本が繰り返し出されている。

恐らくこの10年ほどで成功者として神輿に担がれ
ているカリスマコンサルタントたちはどうか種明かし
をしないでくれ、と心の中で叫ぶことだろう。

僕は日本でオリジナルというのはほとんどないの
だな、と落胆させられるのではない。

そんな小さなことはどうでもいいのだ。

感動するのは本物は世界を股にかけて流布してい
くという迫力と誠実さに関してである。

本物のオリジナルのおかげでその真似をした
二番煎じ三番煎じの人たちまでもが富むという
のが本物の本物たる所以なのだ。

僕は幸運なことに若くしてこの2冊の本に出逢った
ため、結構客観的に世の中を見ることができたよう
に思う。

本当にラッキーだったと思う。

すでに自己啓発書はどんな本でも10分で内容を
掴んでしまうようになったが、それは速読技術が
向上したわけではない。

この2冊を表紙がちぎれてボロボロになる位まで
徹底的に読みこんだおかげですべての自己啓発
書に対する知的免疫力が備わったという感じだ。

理科系出身者なら一度は手にしたことのある物理
の地味で野暮ったい参考書

『難問題の系統とその解き方 物理』

をヘロヘロになって1冊読み終えた後、実際の入
試問題が赤子の手をひねるかのように容易に思
えるようなものだ。

本物は見かけはとっつきにくかったり華やかさは
ないことも多いが、いざ触れてみると人生を大きく
変えることが多いのだ。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年03月01日

3つの視点からのセミナー

僕は今までセミナーに関して3通りの役割を経験
させてもらった。

1.参加者

2.企画者

3.講師

どれもお金が発生する仕事として3桁以上こなし
てきている。

どれか1つではなく、まったく景色の違う3つの立
場をこなさなければ見えてこないことがたくさんあ
った。

1の参加者の立場だけに偏り過ぎるとどうしても
受け身になってしまう。

セミナーおたくのような人も実際にはいるが、いつ
までもここにいては大きな成功は望めない。

セミナーに参加することは有効な手段ではあって
も、決してそれ自体が目的ではない。

講師から生のサプライズをもらい、自ら人生変革す
るためのきっかけづくりがセミナーに参加する意義
なのだ。

2の企画者は出版社の編集長と似ている。

目利きや参加者を感動させることが仕事だからプ
ロとして厳しい目になるのは当然だが、逆に講師
に対する敬意を忘れて傲慢な評論家と化してしま
うことが多い。

次第に講師を一商品として扱うようになってくる。

企画者がそれを否定しても講師にそう伝わったら、
講師に伝わったことだけが事実なのだ。

実際に企画者が傲慢な評論家に落ちぶれてしま
うと、講演どころか司会すらまともにできない人が
ほとんどである。

怖いな、とゾッとする。

3の講師は見ず知らずの人からボロクソに批評さ
れるという醍醐味もあるが一方で「先生病」になる
危険がある。

主催者や参加者はどんなに年下でも講師のことを、

「先生、先生」

と呼ぶことが多い。

お金をもらう立場の人間が「先生」と呼ばれる職業
の代表に医師と弁護士がある。

学校の先生も一応そのまま「先生」と呼ばれるが、
その意味が少し違う。

しかしセミナー参加者の中には講師よりも遥かに
その道で成功している人もいるし、経験豊富な人
もいることを忘れてはならないだろう。

実際に自腹でセミナーに参加したり、企画者側を
経験すればわかることがある。

社会人は教える側よりも教わる側のほうが実は
社会的地位が上の人が多いということだ。

学生時代とまさに逆になるのだ。


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2010年02月22日

P506ic

P506icとは僕の携帯電話のことだ。

なんと今どきmovaである。

実は2004年7月10日(土)に発売されたものだが、
僕は一目惚れして買ったのを今でも鮮明に憶えて
いる。

その時は最新の機能が付いていて当時としては画
像も極端に美しく、タフなデザインで一生の相棒にし
たいくらいだった。

このときに携帯とパソコンは一体化したものがすぐ
に生まれるだろうな、と直感した。

同時にこの相棒とは10年付き合いたいと思った。

携帯なんて普通は使い捨ての消耗品だから毎年、
少なくとも2年以内には買い換えるものだろう。

もう5年7ヶ月の付き合いである。

故障など一つもない。

ポイントがたまれば充電池の交換をまめにし、充電
器も3個目を使っている。

普通、ドコモの店員さんは最新の機種を薦めたり、
説明したがるものなのに、そんなことはいっさいなく、
何か訳ありなのだろう、といった顔をされたり、驚愕
されたりする。

2007年あたりまでは

「うわっ!それ、かなり古い型ですね」

と会う人会う人に言われた。

2008年に入ってからは何か恐ろしい見てはいけな
いものを見てしまったかのような表情をされるように
なった。

2008年10月には極端に新しい物好きで好奇心旺
盛でダサいものが大嫌いなオシャレ好きな社長から

「畏れ入りました!」

と言われた。

想定・常識の範囲から大きく逸脱した超越した存在
P506icを見たときの相手の反応が実に興味深い。

ちなみにパソコンは機能重視で毎回20万以上する
最新の結構高価なものを使っているし、別にケチな
わけではないと自分では思っている。

それ以外にも

「いいな」

と思ったものは何でも迷わず買う。

でもこの僕の相棒P506icだけは例外だ。

相棒からは実に多くのことを教わった。

これを見た人の反応からその人の様々な生き様や
性格を教えてもらえる。

僕がホテルに宿泊している間も仕事をしている間も
熟睡している間も唯一、一緒にいてくれる相棒。

そして話さないからこそ、いろいろ苦楽を共にしてい
ろいろ訴えかけてくれる相棒。

それがP506icなのだ。

movaサービスは2012年3月31日をもって終了する。

どうやら10年の付き合いは無理だ。

残り2年の間持つかどうかもわからない。

でも携帯電話以上の役割を果たし続けてくれた相棒
のことを僕は一生忘れることはないだろう。

そしていつか僕の書く小説に登場させていつまでも
生かしてあげたい。


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2010年02月15日

『モンパルナスの灯』

いい男には必ずいい女が傍にいる。

男が将来何かを成し遂げるか否かを見るの
なんてとても簡単だ。

名もなく貧しいときからいい女が傍にいる
かどうかを見ればいい。

それだけのこと。

『モンパルナスの灯』

はこのシンプルな本質を見事に教えてくれた。

生前はまったく絵が売れなかった天才画家・
モジリアニの壮絶な人生を描き切った名作。

モジリアニを演じたジェラール・フィリップは、
実際のモジリアニと同じ36歳でこの世を去っ
ている。

たぶんこれは偶然ではないのだろう。

有名になってからモテるというのはそれはお
金と地位に吸い寄せられてきた所詮ニセモノ
の女たちが群がってきたに過ぎない。

成功した実業家や芸術家や作家がモテない
はずがないのに独身のままいることが多い。

それはお金と地位に吸い寄せられてきた
偽物と結婚するわけにはいかないからだ。

お金も地位も悪いものではないが、ちょうど
糞の周囲にハエがたかるようにお金と地位
の周囲にも化粧の濃い女がたかってくる。

将来抜きんでてくる男は名もなく貧しいとき
からとんでもなくいい女が傍で応援してくれ
ているのだ。

男が女に求めていることはたった一つのこと
だけなのだ。

「大丈夫。必ずあなたならできる」

と一点の曇りもなく励まし続けることである。

世界中すべてを敵に回してもその男を最後
まで応援することができるか。

モジリアニの最後の女、アヌーク・エーメは
近寄りがたいほどの美女だったが、同時に
世界でもっともモジリアニを信じ切ったいい
女だった。

追伸.有名な感動動画『僕を支えた母の言葉』
があるけれど、母親として一番大切なこと
も一点の曇りもなく励まし続けることだと思う。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2010年02月08日

CM『いい大人』

性悪説のみならず、一度は性善説から考える癖を
つけておかなくては、寂しい人生になる。

一見デキル人は、性悪説だ。

何でも疑ってかかる。

反論することがカッコイイと思っている人もいる。

でも何でも計算して裏を考えるような人生だと、裏を
考えずにピュアに生きている人に出逢ったとき、今
までの全人生を一瞬でひっくり返されてしまう。

僕はシャロン・ストーン主演の映画『氷の微笑』で最
初にそれを学んだ。

でもそれをわずか30秒に圧縮されたCMからも再び
教えてもらった。

今から12年前に私が大好きだったCMのリンクをプ
レゼントいたします。

ご存知の方も多いと思う。

『ジョニーウォーカー黒ラベル』

何回も見ないとちゃんと味わえない。

眼鏡をかけた男性は誰もが心の中にある自分だ。

眼鏡をかけた男性は正面から事実を受け止めてい
るが、それさえできていない人が世の中は大半を
占めている。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
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2010年02月01日

鷲田小彌太先生

鷲田小彌太先生を初めて知ったのは、学生の頃

『大学教授になる方法』

という本に出逢った時だ。

大学の生協で注文王だった僕は当時三重県の某
短期大学で教授をされていた鷲田先生の本が山
積みされていたそのタイトルに衝撃を受けた。

驚いたのは内容そのものではない。

みんなわかっているけれど知らないふりをしていた
ことにバッサリとメスを入れたそのスタンスだった。

『大学教授になる方法』はタブーへの挑戦だった
のだ。

エッセンスをまとめるとこうだ。

「医者や弁護士と違い、大学教授になるのに資格
はいらない。にもかかわらず日本では大学教授と
いうだけで勝手に尊敬されてしまう、美しき誤解が
まかり通る。偏差値50前後の頭があれば、専門
と方法さえ間違わなければ誰でもなれる」

正直、大学教授なんて僕にはどうでもよかった。

でも鷲田先生のこの本が当時のベストセラーになり、
いびつな教育業界に衝撃を与えたのは間違いなか
った。

専門バカという言葉が流行った。

でもそれは専門に関しては深い知識があることを認
めた上での皮肉だった。

ところが専門バカからただのバカになってしまったら
どうだろう。

世間体のみでわけのわからない人間が先生ヅラを
しているのは何も教育産業だけではない。

鷲田先生の専門は哲学だ。

だから哲学の難しい専門の本もたくさん書いている。

その上で難しい哲学を誰にでもわかりやすく表現し
てくれている本もたくさん書いている。

著書は200冊を超える。

すごく、正直な人だ。

追伸.ちなみに僕が大好きな本はさっぱり売れなかっ
たかもしれないが(失礼!)、15年前に五月書房から
出た『自分で学ぶひと』で未だにたまに読み返している。


...次代創造館、千田琢哉

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2010年01月25日

『経営者の条件』 

『経営者の条件』(ダイヤモンド社/P.F.ドラッカー著)

マネジメントの世界的権威であった故P.F.ドラッカー
の代表作の一つである。

正直僕にはこの本を未だに理解できていない部分が
多い。

彼独特の言い回しや癖のある表現もあるが、時間を
経て経験を積むとようやく

「これ以上の表現は存在しない!」

と心底思える。

そのくらい、奥が深い。

また日本を代表するコンサルタントやコンサルティン
グ会社も独自の理論に見せかけてはいるものの、
本書を繰り返し読んでみるとドラッカー氏の受け売り
やちょっとした改良であることが頻繁にわかってくる。

旧約聖書ではないが解釈の仕方も非常に多く見られ、
それゆえに名著たりえるのだろう。

すごいのは豊富な事例を基に立証されていうことと、
卓越した訳者の表現力のためか、時を経れば経る
ほどに一言一句において反論の余地がないという
ことだ。

おそらく人類のマネジネントに関してのベースは、
ドラッカーですでに出尽くした感がある。

そのくらい一生かかってでも読み込める本だ。

人によって電流が走る場所が違うと思うが、僕が
本書で電流が走った部分は以下の部分だ。

217ページ最終行:

「絶対にしてはならないことがある。もう一度調べ
てみようとの誘惑に負けることである。それは臆病
者の手である。そして臆病者は、勇者が一度
死ぬところを1000回死ぬ

これほどリーダーを勇気づける言葉はなかった
ように思えるのだ。


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2010年01月18日

カリスマコンサルタントS

コンサルティング会社に入社した理由の1つ
に、否が応でも人前で話ができるようにな
るかな、という目的があった。

僕には人前で話すことに対して決定的なトラ
ウマが小学生時代にあったからだ。

でもやっぱりできれば人前で話す仕事は避
けたかった。

奇跡的にも配属された部署はセミナーを企
画・コーディネートするところだった。

社内のトップコンサルタントをセミナー主旨・
タイトルに合わせてはめ込んでいく役割だっ
たから、企画や集客をするのはたいへんだっ
たものの、当日の運営はせいぜい司会進行
役程度でよかった。

人前で講演するということから逃げること
ができる唯一の部署だった。

想いは、叶うのだ。

ところが、である。

入社2年ほどして心地よく時を過ごしていた
ある日のことである。

社内トップの天才コンサルタントと言われ
ていたカリスマコンサルタントSが空港に
むかう途中で事故渋滞に巻き込まれてし
まったとセミナー開始30分前に秘書から
知らせを受けた。

会場にはそのカリスマコンサルタントの話だ
けを聴きに来ていた社長がわんさか楽しみに
待っているではないか。

こちらにその熱気がムンムン伝わってくる。

参加者のうれしそうな顔がより一層僕を苦し
めた。

そしてコンサルティング会社から派遣されて
きているのは受付・司会用にと、下っ端の僕
1人だけだった。

コンサルティング会社らしく経費もち密に計算
され尽くされていた。

カリスマSはおよそ60分遅刻するという。

今だから告白するが不安を通り越して殺意
を抱いたくらいだ。

30分前ということと、受付は大繁盛ということ
で大忙しで講演の準備など何もできなかった。

これが生まれて初めての講演デビューだった。

あまりにも酷い。

まるでバンジージャンプを飛ぶための心の準
備が何もできていないままにいきなり後ろか
ら蹴飛ばされたような感じだ。

カリスマSの話は当時収録テープで500回
以上聴いていたから、話し方から息遣いまで
すべてモノマネができるようにはなっていた。

社内で自分が最も遠い存在だったから、ない
ものねだりで憧れていたのだろう。

カリスマSになり切って今までの経験と知識を
披露してみた。

セミナー終了後・・・

参加していた数多くの社長たちから握手を求め
られた。

メールも多数届いた。

仕事ももらった。

あれだけ逃げ回っていたのに本当に不思議だ。

振り返ってみると、僕の人生はいつもこうだ。

バンジージャンプで人生は進化していくのだ。

カリスマSには本当に感謝している。


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2010年01月11日

羊の脳みそ

社会人1年目で当時付き合っていた女性と兵庫県
尼崎市にある焼き肉屋さんで「羊の脳みそ」を食
べたことがある。

以前から気になっていたメニューだった。

僕は社会人になるまでに好き嫌いをひと通りなくし
たつもりだったが、これには結構勇気が要った。

イナゴやゴキブリのから揚げならまだいい。

羊の脳みそは何と言ってもそのまま脳みそなのだ。

頭蓋骨ごと皿に出てきてぱっくりと頭が割れている。

ひとかけらのレモンが脇に置かれているだけだ。

もちろん相手の女性はひと口も食べることなく終わっ
たが、これは男としてぜひやっておくべき英雄体験
だった。

社会人になったら1年に一度は英雄体験をしてみよ
うと思っていた矢先の挑戦だったが、これはよかった。

この経験をしておいたおかげでその後どんなに
グロテスクな食べ物を見ても驚くことはなくなった。

蟹みそや生アンコウの肝(アンキモ)ような味をイメ
ージをしていたが、どちらかというと生牡蠣(かき)
に近かったような気がする。

最初のひと口はものすごい冒険だった。

最後まで平らげた後は異様な自信が漲った。

羊の脳みそは僕の英雄体験のスタートだった。


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2010年01月04日

『テルマ&ルイーズ』

僕はこの映画ほど主人公がラストシーンで死ぬ
にもかかわらず爽やかな感じを持った映画はな
かった。

そこには悲壮感がないのだ。

この結末以外はあり得ないと思うのだ。

『テルマ&ルイーズ』

まちがいなくその選択は正しかったと反論させ
ないだけの演出になっているのが凄い。

互いのオトコに問題を抱えた女性二人が内緒
で1泊2日の旅に出る中で様々な不運な事件
に巻き込まれていくストーリーだ。

そういう意味では脱獄モノだと言っていい。

女性同士に友情は存在するのか?

という命題に対しての1つの回答がこの映画に
は描かれているような気がした。

女性は男性より変化に強い。

そして本当の自分を見つける能力に長けている。

女性こそ成長の動物なのだ。

91年の米国映画でジーナ・デービスとスーザン・
サランドン、そして何気にブラット・ピットも出演し
ている。

二人の女優の細部に至るまでの名演技は何度
観賞しても新しい発見がある。

女性同士の友情は、やはり命がけなのだ。

男以上に。


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2009年12月28日

『怒りの葡萄』

舞台は世界大恐慌のアメリカである。

この作品は1962年にノーベル賞を受けた天才・
スタインベックによるものであることはあまりにも
有名だ。

自然界をも巻き込んだスケールの大きな資本主
義の矛盾をダイナミックに表現している。

ダイナミックでありながらも、話のスコープは家族
の絆である。

しかも具体的でありありとイメージできるように描
写されている。

何度も繰り返し観ているうちにこの作品のタイトル
『怒りの葡萄』以外はありえないな、と唸らさ
れる。

最後に初老の母が語ったセリフが脳裏に焼きつく。

「常に痛い目にあう人間は打たれ強くなる。金持ち
の家は子供が不甲斐ないと絶えるが、庶民は雑草
のようにしぶとく誰も根絶やしにはできやしないよ。
あたしたちも永遠に続くよ、なんせ庶民だからね」


...次代創造館、千田琢哉

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2009年12月21日

『天国から来たチャンピオン』

初めて逢ったはずなのに、なぜか以前逢ったことが
あるような気がする。

そんな経験は誰にでもあるはずだ。

でもそれは「気がする」のではない。

実際に逢ったことがあるのだ。

この映画『天国から来たチャンピオン』は人間社会
のタブーである生まれ変わり物語である。

生まれ変わった瞬間に記憶がすべて消されてしまう。

以前愛し合った仲であっても過去の記憶はすべて
消されてしまう。

計算機のオールクリアボタンを押したように…

でも神様はおめこぼしで前生の記憶をちょっとだけ
残しておいてくれるのだ。

僕はこの映画が遠藤周作さんの『深い河』とオーバ
ーラップして仕方がない。

別に本当は生まれ変わりなんてなくてもいい。

輪廻転生もいっさい信じなくてもいい。

ただ生きることの意味を真剣に考えさせてくれる機会
は人生の節目で絶対にあったほうがいいだろう。


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2009年12月14日

車上粗し

関東のあるクライアント先で仕事が一区切り
ついたところで僕たちは焼き肉を食べに行った。

見晴らしのいい大きな駐車場にクライアントの
社長の車を停めて長期出張のために膨大な
荷物は車内に置いたままにした。

もちろん貴重品は抜いておいた。

わずか50分のムダのない食事だった。

支払いを済ませて車に戻ると綺麗に荷物が盗
まれているではないか。

あまりにも美しすぎて最初は気づかない。

座って車の下をのぞいてみるなど意味のない
ことをやってみる。

3分ほどして車上荒らしに遭った事実がようやく
認めることができる。

人生の初体験だったが、この事件で学んだこと
は非常に多かった。

財布と携帯は肌身離さず持っておいたので、
不幸中の幸いだったが、まず周囲の人たちの
反応が非常に勉強になった。

緊急事態に陥ったときの対応の仕方も学んだ。

僕は海外でこれをはるかに凌ぐ事件に巻き込ま
れたこともあるが、これはまたの機会にしよう。

事件に巻き込まれることは冒険であり、男にとっ
て必ず経験しなければならないことだ。

生まれてから今日までの知恵と勇気が試される
実力テストなのだ。


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2009年12月07日

中学のH先生

人生において絶対に気の合わない人物との
巡り合わせほどたいせつなものはない。

僕にこれを教えてくれたのは中学2年で担任
になったH先生だ。

H先生とは何とその後2年間の付き合いになっ
てしまう。

そう、中学2年のみならず中学3年でも担任
をしてもらうはめになるのだ。

当時は地獄だった。

もはや生理的に受け付けない世界唯一の人
だと思っていた。

しかし今から思い出せば、学生時代の先生
で真っ先に僕が顔を思い浮かべるのはH先生
なのだ。

H先生の考え方がすばらしいというのではない。

この人との出逢いがなければ、今の僕は絶対
にないということなのだ。

人間は強制的に大嫌いな人と一緒に仕事をす
る期間がなければ成長などできない。

自己革新などできないのだ。

最高の環境と最悪の環境は同じなのだ。


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2009年11月30日

カサブランカ

「君の瞳に乾杯・・・」

というセリフを世界中に広めた映画『カサブランカ』だ。

名作というのはその後何十年、何百年という歴史に
わたって何かを刻むのが共通点だ。

作家が本を書いたり、起業家が会社を発展・存続さ
せたがるのもきっと何かを遺したいからだ。

人は肉体が滅んでから地球上で友人知人を含めて
孫や曾孫、玄孫・・・と誰もその人のことを知る人がい
なくなった時が本当の死だ。

その意味では徳川家康や織田信長、豊臣秀吉はま
だ生きているといえる。

特に男性は子どもが産めないために、猛烈な創作意
欲を作品に対して燃やす人が多い。

ハンフリー・ボガードは身長170cmちょっとしかない
小柄なハリウッドスターで相手のイングリッド・バーグ
マンと釣り合いがとれるように撮影するのは困難を極
めたははずだ。

この映画には“男のやせ我慢”の美学を学んだ。

男の価値というのはどれだけやせ我慢ができるのか、
という部分にあるのかな、と教えてもらった。

個人的には僕がもし女だったら、英雄的な反ナチスの
指導者ヴィクター・ラズロを演じたポール・ヘンリードに
惚れるだろうな、と感じた次第だ。

彼もまた“やせ我慢の男”だった。


...次代創造館、千田琢哉

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2009年11月23日

SWOT分析

SWOT分析

これほどまでにシンプルで何度も使いこなせて飽きの
こない分析ツールはなかった。

もちろん、SWOT分析とて完璧なわけではない。

次々に新しい分析のためのフレームワークが生み出さ
れているが、それらはあくまでも補完である。

一流のコンサルタントや分析家に共通するのは、数あ
るツールを巧みに自由自在に使いこなす力ではなく、
お気に入りの1つをあらゆるものに対して自在に使い
こなす力である。

たった1つのフレームワークをありとあらゆる面からしゃ
ぶりつくし、とことん愛するのである。

いざとなったときに使えるのは本当に役立つものだけ
だし、シンプルなものに限る。

組織のみならず、個人においても、また、ビジネスの
みならず、プライベートにおいても無敵のツールだと思
えるのだ。

使いこなせばこなすほどに味が出てくるし、奥が深い
と教えてもらえるのもまたいい。


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2009年11月16日

ヘッドライト

ヘッドライト

ジャン・ギャバン演じる中年大型トラック運転手と、
フランソワ-ズ・アルヌール演じるドライブインで働
く若い娘の熱愛を描いた1955年のフランス映画。

原題は“取るに足らない人々について”とこれ
またフランスらしいものでより内容を深みあるもの
にしている。

今でいう“不倫モノ”だが、これは男と女の性(さが)
を見事に描き切っている。

男は老いというものを自覚したときにどのような心
情になり、何を考え行動するのか。

女は男に人生に何を求めて何のために生きるのか。

特別な階級の人々の舞台ではなく、ごく身近に感
じられる庶民の人生観を描写している。

現代の日本のサラリーマン人生にも完璧にフィット
しており、本質というのは時代を超えて不変なのだ
な、と改めて認識させてくれる。

僕がこの映画から学んだことは、大半の人がこうし
た願望を持ち、それを実現させることができないで
人生を終えるのだから、自分は何か一つでも偽物
の常識を打破してやろう、ということだった。

僕が将来独立しよう決めていたものの、一方でサラ
リーマンというものに憧れ、実際に経験した間接的
な要因は、今思えばこの映画を確かめたかったこ
ともあるかもしれない。

それにしてもフランソワーズ・アルヌール演じるクロ
ウという女性はあまりに美しく、そして切な過ぎる。

個人的にはジャン・ギャバン演じるトラック運転手の
相棒がひと仕事終えて会社に戻った際に、そのまま
トラックで毛布をかぶって泊ってしまうシーンが好きだ。

その相棒が

「俺が結婚しないのは、
誰にも深い眠りを邪魔されたくないからだ」

といったひと言が妙に印象に残っている。

もちろん、男のひたむきさ女の打算のない愛
本来男女に与えられた悲しいほどの宿命であること
は学んだのだけれど。


...次代創造館、千田琢哉

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2009年11月09日

Oくん

幼稚園から高校までずっと一緒だったOくん。

どの小学校にも全校生徒に一人や二人はいる、
年中ランニング・半ズボン姿のイカれた元気な男子生徒
がいるものだ。

岐阜県は盆地ということもあって、
冬はかなり寒くて夏は蒸し返す暑さだ。

僕たちの小学校にもたった二人だけ、
そんな男子生徒がいた。

Oくんと僕だった。

正確には幼稚園の頃から年中ランニング・半ズボン姿
だった。

経験した人間にしかわからないが、寒くないわけがない。

メチャクチャ寒い。

当時は長袖を一枚着ることができれば、南極でも北極
でもどこでも怖くないと本気で思っていたくらいだ。

最初の頃はやせ我慢だろう、とちょっかいを出してくる
連中もいた。

しかし、単なるやせ我慢では厳しい冬を毎日ランニング・
半ズボン姿で通すことなどできない。

次第に周囲からはちょっかい出す人間など誰一人いなくなり、
驚き呆れ返られていた。

人間は超越するとどのようなプロセスを辿って認め
られていくのか勉強にもなった。

Oくんとはやせ我慢のみならず、運動や勉強などありと
あらゆることで競い合った。

お互い社会人になってから長い間会っていないけれど、
いろんなことがあったと思う。

会っていない間こそ、会っていた長い間のことがいろいろ
思い出されて理解できてくる。

無言の会話、ひとり言、イマジネーションこそ人間を
成長させるんだ。

僕の青春時代にはいつもOくんがいた。

僕の自伝を書いたらOくんが最初の登場人物だ。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

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2009年11月02日

J.M.Westonと60seconds

J.M.Weston60seconds

J.M.Westonはフランスの靴ブランド。

堅牢性にこだわったシューズで10年後に自分ならでは
の“完璧な履き心地”の靴が完成するように、それまで
の間は“最悪の履き心地”に耐えなければならない。

脚の幅も5サイズずつすべて用意されている。

まるで天才建築家が500年後のことを想定して設計を
するように、一度その激痛に耐えるのも靴好きにはいい
かもしれない。

ただし初心者が手を出すと靴嫌いになるのでご注意を。

ニコラス・ケイジ主演の映画60secondsに出てくるクルマ
の盗難映画で最後の50台目の獲物“エレノア”といつも
かぶって苦笑するは恐らく僕だけだろう。

じゃじゃ馬だからこそ、愛しくなる。

本当に愛するということは苦痛を含めてそれでも好きだ
ということなのだ。

扱いやすいから好きだ、というのでは本当に好きだとは
いえない。

本当に好きになるというのは、

「・・・だから」好き

ではなくて、

「・・・なのに」好き

ということをこれら二つから僕は教わった。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
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投稿者 senda : 00:46 | コメント (0)

2009年10月26日

小学校3年生担任のS先生

S先生は女性だ。

大学を卒業したばかりの1年目の若くて綺麗な先生
だった。

念願の教師への第一歩を踏み出したS先生は希望に
満ち溢れていた。

ところがS先生にはクラス全員で本当に迷惑ばかりをかけた。

結局僕たちのクラスの担任になった翌年に辞めた。

毎日泣き崩れていた。

憧れて教師になったのに何一つできなかった、
机上の空論とは全く違った・・・
と地獄の日々だったに違いない。

授業も本来の半分も進まなかったという体たらくぶり。

小学校3年生にもかかわらずワルの吹き溜まりで
学級崩壊していた。

小学生版スクール・ウォーズだった。

記憶では日々の半分近くの授業は別の先生がきていた。

校長先生や教頭先生まで授業を担当する始末だった。

恐らくS先生は家で毎日涙して寝込んでいたのだろう。

しかし、いつも後からわかるのだが、この先生のクラス
だったときに僕には不思議なことがいくつも起こった。

僕はS先生が来年は辞めるのだろうな、ということは
子ども心に何となくわかっていた。

なぜだかわからないが、S先生はそんな大変な中でも
たまたま忘れ物を取りに戻った教室で僕と二人きりに
なったとき、今まで見たこともないような真剣な眼差しで
こう言ってくれた。

「千田君はこういうところがすごいから将来その道で生
きるといいよ」

僕はその日のことを一生忘れない。

実際にこの日を境にして僕の成績や運動神経その他
すべてが嘘のように急上昇した。

まるで魔法でもかけられたかのようだった。

翌年、S先生は辞めた。

「私は3年○組の担任を辞めるのではなく、教師である
ことを辞めます。完全に私の無力でした。みなさん、
申し訳ございません」

と言って深々とお辞儀をした。

なぜだろう。

僕にはS先生がちょうど1年前の今頃、晴れて教師に
なった時に希望に満ちて挨拶をしていた笑顔よりも辞
めた時の笑顔のほうが凛々しく、そして幸せに見えた。

確実にこれからS先生は幸せになるのだろうと思わせ
るものがあった。

その時のS先生の顔は、教室で二人きりになったとき
のあの真剣な眼差しだった。

女性生徒の中には泣きじゃくっていた子もいた。

S先生からは、
教育というものの厳しさとたいせつさを教えてもらった。


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投稿者 senda : 00:30 | コメント (0)

2009年10月19日

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

身長196cmのティム・ロビンスが主演のこの映画は
あまりに有名だろう。

人は脱出する映画が大好きだ。

だから脱獄モノはたいてい人気が出る。

目に見えない束縛や手かせ足かせから脱出したいと
いう願望が誰しもあるからだ。

サラリーマンにとって脱獄というのは、脱サラなのだ。

この映画の凄いところは米国ならではのリアリティ溢
れる臨場感あるところだ。

若くして大銀行の副頭取であったティム・ロビンス演じ
るアンディがビジネス界における絶頂期を、妻と間男
を殺害したとして冤罪を着せられて投獄されてしまい、
すべてが木っ端微塵に崩壊される。

僕がこの映画から教わったことは、鉄の意志で脱獄
を成し遂げたことでもなければ獄中での友情でもない。

本当に無罪のアンディが敏腕弁護士を雇えばほぼ確
実に無実を証明できるのに彼はそれをしない。

アンディは自力で脱出するわけだが、映画の中で彼が
囁いたひと言が凄かった。

「自分は妻を愛していた。でも愛していることと愛してい
ることを伝えることはまったく別だった。愛していること
を伝えることができなかったから妻を浮気させてしまっ
たのだ。妻が殺されたのは自分の責任だということに
ようやく気付いたんだ」

僕はこの瞬間全身に電流が走り“原因自分論”を教えて
もらった。

この映画ほど観終わった後に爽快感を味わえるものも
ないだろう。

追記.・・・しかし愛していることを伝えるのは難しいです。


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投稿者 senda : 00:55 | コメント (0)

2009年10月12日

タクシードライバー

タクシードライバー

1976年の米国・ニューヨークを舞台にした映画だ。

主演の鬼才・ロバート・デ・ニーロはいうまでもなく、
まだ幼いジョディー・フォスターと目を見張るほどの
美女シビル・シェパードは僕の記憶に鮮明に刻まれた。

アニメも同じだがやはりヒーロー、ヒロインは見栄え
がかっこよくなければならないし、美しくなければな
らない。

背負ってきた人生を含めて人は見栄えで決まる。

この映画を見たときには、映画というものは選ばれ
た人間が創り、選ばれた人間が演じるものだと教
えられた気がする。

決して今の日本のように何かで成功したから、いっ
ちょう映画でも撮ってみるか、というものではないと
思う。

お金があるから撮ってもいいものでもない。

この映画が創られた76年といえばちょうどベトナム
戦争が終わった翌年だ。

ベトナム戦争はアメリカに大きなダメージを与え、
中でも世界最大の都市であるニューヨークは「麻薬・
売春・マフィア」で溢れかえっていた。

そうしたど真ん中にロバート・デ・ニーロ演じるトラビス
という不眠症の“いかれた”タクシードライバーが果敢
にも挑む。

この映画は社会の偽善と人間の本質を見事に描い
ており、現在の日本社会でも十分通用し学ぶべきも
のが多い。

カップルが初めてのデートで見るような映画ではない。

僕が最も繰り返し観た映画だ。


...次代創造館、千田琢哉

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投稿者 senda : 00:19 | コメント (0)

2009年10月05日

はり・あんまのM先生

僕は大学生の頃から住む場所を決めた後に決まって
することがあった。

それは自分へのご褒美として全身あんまをしてくれる
店を探すことである。

それも駅前の足裏マッサージとかアロマ系ではなくて、
本格的な盲学校に通っていたような頑固だけどしっか
り仕事をする人でなければどうしてもイヤなのだ。

これは昔からそうだった。

小学校や中学校の頃、授業中にウケを狙ったり笑わ
せるだけで肝心の中身がお粗末というセンセイはたく
さんいた。

何というか、自分の教えている科目に誇りを持ってい
ないというのかな、笑わせるのは漫才師でいい。

あんまも同じだ。

きちんとプロとして人類の知恵の最高峰の技術を施し
て欲しい。

そうした頑固者のあんまの先生の共通点がある。

目が不自由な分だけ記憶力が発達しており、とてつも
なく博識だということだ。

普段誰も相手にしてくれないので、時間があり余って
いる私が行くとすごくうれしそうに待ってくれている。

そこで溜まりに溜まった情報や鬱憤(うっぷん)を浴び
せられるのだ。

あんまを40年とか50年とかやっていると、当然有名
人を含めていろんな人を揉んできている。

床屋さんもそうだがその時間中、たとえどんな偉人でも
頭を垂れなければならないし、身を委ねなければならい。

その知識と知恵が実にスゴイ。

目で見た情報ではなくて、耳と手とココロで感じた生の
知識や知恵だからだ。

本来1時間の料金でお願いしているのに、いつも2時
間くらい揉んでくれる。

政治論や経済論、医療問題からときには芸能ニュース
に至るまでの議論をふっかけられるのに唯一僕だけが
逃げることなく付き合うからだろう。

その証拠にどんなに直前に電話をしても、ほとんどいつ
も一発で予約が入れられる。

M先生の腕のよさもあって、意識朦朧(もうろう)として薄
れていく意識の中、いつもコテンパンに論破されてしまう。

僕の社会人になってからの学校は8年以上通い続けて
いるM治療院だったのだ。


...次代創造館、千田琢哉

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投稿者 senda : 00:02 | コメント (0)

2009年09月28日

『成功の心理学』(D・ウェイトリー)

『成功の心理学』(D・ウェイトリー)

この本は2003年に新装版がダイヤモンド社から出されて
いるが、世界的なベスト&ロングセラーで僕の手元にある
のは初版が1986年のものだ。

1994年ですでに29刷となっている。

僕は今までこの本を超える自己啓発書に出逢ったことが
ない。

この本に出逢ってからすでに十数年経つが、
どんな画期的な自己啓発書もこの本の焼き直しか断片的
な一部にしか過ぎないと思える。

経験を経て後から読み直せば読み直すほどに、
味が出る本というのも珍しいだろう。

僕はこの本を毎年何度か読み返すが、線を引く場所が
毎回変わっていくのだ。

そんな本に出逢ったら、それだけで生まれてきた意味が
あったと思える。

マンガでもアニメでも二度見たくなるものには必ず意味
がある。

繰り返し観賞できる映画に出逢うのが幸せであるのと
同様に、繰り返し読み返せる本に出逢うことほどの幸せ
はない。

僕にとっては、この本に出逢っただけでも、人生の成功
だったといっていい。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
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2009年09月21日

JOHN LOBB

JOHN LOBB

“キング・オブ・シューズ”

社会人になる2日前、
生まれて初めて本物を手にした感触を今でも忘れない。

その後ある雑誌でグローバル企業の社長が30年履き続けて
いたJOHN LOBBの靴がトランクに入ったベンツを盗まれた
ときのエピソードが載っていた。

ベンツはやるから、靴を返してくれ。

僕はベンツを所有していないが、
この気持ちが痛いほどよくわかる。

自分がもしそうなったらと想像しただけでゾッと背筋が寒くなる
くらいだ。

社会人最初で全財産をはたいて購入したこの靴に教わった
ことは多い。

いい靴を履くのは、できるヤツに見せるためではない。

お洒落のためでもない。

落ち込んでうなだれたときに下を向いたら靴が目に入る。

その際に、元気をもらうためなのだ。

僕は社会人になった最初の5ヶ月で菓子パンをかじりながら
揃えた、5足の靴から今も毎日元気をもらっている。


...次代創造館、千田琢哉

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